お宮参りの準備はこれでOK◎当日の持ち物をチェック!

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2019年10月10日

赤ちゃん誕生後の初めてのお祝い行事がお宮参りですね。神様に出産を報告し、赤ちゃんの健やかな成長をお祈りする行事です。お宮参りでは、神社に参拝し祝詞をあげてお祓いしてもらいます。 赤ちゃんとのお出かけはママもまだ慣れていない上に、お祝い行事ともなると当日何を持っていけばよいかと気をつかいますよね。行事に必要なものに加え、普段赤ちゃんのお世話に必要なものなど、持ち物を考え出すといろいろと悩むママも多いのではないでしょうか。 そこで今回は、そんなママたちのために、お宮参りの行事に必須の持ち物、赤ちゃんのお世話グッズ、季節別で必要なものまで、お宮参りの持ち物についてくわしくご紹介します。

#1 初穂料

 

初穂料はお宮参りでご祈祷をあげていただく神社におさめる謝礼です。神様に捧げる一年の最初の農作物を意味する初穂(はつほ)から由来しています。ここでは、初穂料について詳しく解説します。

1.1 初穂料はだれが払う? 

初穂料をだれが払うべきかという決まりはないため、だれが払っても問題ありません。

母方の実家が赤ちゃんの祝い着を用意した場合、初穂料やお祝いの食事会の費用を父方の実家が負担するなど、両家の話し合いで決まることが多いようです。

両親と赤ちゃんだけでお参りする際には赤ちゃんの親が出すこともあれば、祖父母が同行する場合、父方・母方のどちらかの祖父が払うこともあり、明確な決まりはありません。

1.2 初穂料の相場はいくら?

初穂料の相場は、5,000円から10,000円です。

基本的に5,000円以上を目安として、一緒にご祈祷を受ける人数を考慮して決めます。神社によってはご祈祷のあと縁起物などを頂く場合がありますが、その場合の初穂料は10,000円以上が相場です。なお、初穂料の金額を決めている神社もありますので、まずはお宮参りの予約の際に確認しておくことをおすすめします。

1.3 初穂料ののし袋の書き方

神社への謝礼は、のし袋(紅白の蝶結びの水引き)または白封筒に現金を入れます。
表書きとして「御初穂料」「御玉串料」「御礼」と書き、下段に赤ちゃんの名前を書きましょう。
 

初穂料ののし袋について詳しくはこちら:

>>これで安心!七五三の初穂料の書き方や疑問について解説

#2 祝い着

 

お宮参りの赤ちゃんの服装には正式な衣装として祝い着があります。

祝い着は、産着とも呼ばれるように、もともとは生まれたばかりの赤ちゃんに初めて着せる服のことでした。今では生後1ヶ月ごろ行うお宮参りのときに赤ちゃんに着せる晴れ着を祝い着と呼ぶことが多いようです。ここでは、正式な祝い着と最近の定番スタイルについて解説します。

2.1 赤ちゃんの正式な祝い着とは? 

昔ながらの正式な祝い着は、白羽二重の着物に、上から紋の入った祝い着(掛け着)を羽織らせる装いです。

男の子の祝い着は黒・紺・白などが多く、鷹、龍や虎、兜などの勇ましい古典的な柄が代表的です。家紋の入った祝い着を着るときには、基本的に父方の家紋が選ばれます。

女の子の場合は、赤・ピンク・オレンジなどの縮緬(ちりめん)地に花柄や手鞠(てまり)、蝶などの柄が定番です。また、女の子の祝い着には一般的に紋を入れません。

祝い着は男の子が5歳のお祝い、女の子が3歳のお祝いの時に仕立て直せます。

2.2 最近の祝い着の定番スタイルは? 

祝い着はお宮参りに必ず必要というわけではありません。購入するのも高価なため、最近は祝い着をレンタルで済ませる人も多くなってきました。また、白羽二重の着物ではなく、白のおしゃれなベビードレスやセレモニードレスを着せて、その上に祝い着やあるいは洋式のケープを掛けるスタイルが最近の傾向です。

#3 注意・支度

 

お宮参りでは外に何時間かいることを考えて、赤ちゃんに必要な持ち物を準備しましょう。季節にあわせた持ち物もご紹介します。

3.1 赤ちゃんの必需品とは

赤ちゃんと外出するときは、以下の物は必須ですね。忘れないように準備しておきましょう。

・ミルク、哺乳瓶
・オムツ、おしりふき
・着替え    
・ミニタオル、ウエットシート
・スタイ
・授乳ケープ(母乳の場合)
・保険証、母子手帳(何かあったときに備えて)
・ゴミ袋

3.2 ベビーカーを持っていくと便利

お宮参りに行くときは、けっこう持ち物が多くなります。赤ちゃんを抱っこしなければならないし、荷物も多いし…と考えてしまうママも多いことでしょう。
お宮参りでは、意外に役立つのがベビーカーです。ベビーカーのポケットに細々としたものを入れることができますし、ベビーカーにフックをつければバッグなどを複数かけられます。ベビーカーを使うことで、手持ちの荷物がぐんと減って動きやすくなるでしょう。また、お宮参りの後にお食事会がある場合、赤ちゃんをそっと寝かせておくためにもベビーカーがあると便利です。

3.3 季節に合わせた服装と持ち物

お宮参りの赤ちゃんの服装はベビードレスとケープの洋式スタイルなど自由なスタイルになってきています。お宮参りに行く時期は快適な季節とは限りません。生後1カ月ごろの赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできないので、季節や気温に合わせて赤ちゃんが心地よく過ごせる服装と持ち物を準備しましょう。

 

【夏】
・日焼け止め
・うちわ、扇子
・虫よけスプレー

 

陽射しが強い夏は、夏用の帽子のほかに赤ちゃん用の日焼け止めがあると安心です。
夏に祝い着を羽織る場合は、できるだけ赤ちゃんを涼しくしてあげるためにも、うちわや扇子があると便利です。また、神社など虫がいそうな場所では、皮膚の弱い赤ちゃんにも使えるミストタイプの虫よけスプレーなどがあると気になったときにすぐに使えるでしょう。

 

【冬】

冬の時期は赤ちゃんが寒くないように、フリース地のおくるみや帽子、靴下などでしっかり寒さ対策をして、急な気温の変化に対応できる準備をしておくとよいでしょう。

#4 まとめ

お宮参りは赤ちゃんと一緒の初めての家族揃ってのお出かけという方も多いのではないでしょうか。生後1カ月ごろの赤ちゃん連れの外出では、予定外の出来事が起こることもあります。まずは赤ちゃんの体調を第一に考えて、お宮参り当日は無理のないスケジュールを立てましょう。

また、ママの体はまだ完全に元通りになっておらず、慣れない赤ちゃんのお世話だけでも精一杯です。急にお宮参りの準備をしようとしても、体調がすぐれなかったり、疲れやすかったりする日もあるでしょう。準備するものは事前に調べておき、メモをしておくとよいですよ。少しずつバッグに入れ、パパにも持ち物のメモを渡して確認してもらいましょう。お宮参りは準備の手間がいろいろありますが、赤ちゃんの健やかな成長を祈る大切な行事です。ぜひ家族で協力して素敵な思い出にしてくださいね。
 

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