一眼レフカメラの上達方法とそのテクニックを撮影シーンごとに紹介!

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2019年4月2日

「一眼レフカメラを買ってしばらく経つけど、なかなかプロのように撮れない」「どこか素 人感が拭えない」「いつも同じような写真しか撮れない」そのように感じたことがあると思 います。 この記事では、そんなカメラ初心者〜中級者の方に向けた上達のためのテクニックとシチュ エーションごとに気をつけるポイントをご紹介いたします。

#1 一眼レフ上達のためのテクニック

一眼レフ上達のために必要な基本テクニックは大きく分けて3つ

 

・絞りを意識する
・構図を考える
・水平を意識する

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

絞りを意識する

 

絞り(F値)は写真の見栄えに大きく左右します。

 

知識として確認しておくと、絞りをどんどん絞っていくほど(F値を上げる)レンズからセンサーへと入る光の量は少なくなり写真は暗く、絞りを解放に近づけるほど(F値を下げる)光を取り込む量は多くなり、写真は明るくなるという仕組み。

 

さらに絞りを変えることで被写界深度も変わってきます。

 

被写界深度とは、ピントを合わせた場所の前後のボケ具合を指します。絞りを絞るほど被写界深度は浅くなり、ピントのあっている部分以外はボケて、絞りを解放すれば被写界深度は深く、写真全体がピントがあっているように鮮明に見えます。

構図を考える

 

写真を撮るときに構図は意識していますか?

 

構図は様々な視覚的効果を写真に与え、同じ被写体やロケーションであっても構図の違いで見る人に全く違う印象を与えます。
3分割構図、日の丸構図、額縁構図...など種類はたくさんあるので、「どうも自分の写真が同じ様に見える...」という方は調べていると良いでしょう。


水平を意識する


 


どんな写真を撮るのかによって意識するかどうか異なりますし、編集ソフトで平行にできるではないか、と思う人もいるかもしれませんが、常に水平を意識して撮ることを意識しましょう。

 

そもそも普段私たちが見ている景色は基本的に水平です。

 

SNSで意図的に傾いた写真を見ることがあると思いますが、不自然に傾いた写真は本能的に違和感を感じさせ、写真の良し悪しに関わらず、「綺麗だけど、『何か』気になってしまう」といった具合に、見る人にある種の精神的負荷をかけてしまうことになります。

 

ちょっとしたことですが、気をつけてみてください。

#2 風景写真の場合

 

風景写真をきれいに撮るコツはいくつかありますが、まずは「コンセプトを明確にすること」「構図」「常に複数のパターンを想定しておく」ことを意識しましょう。

 

何を伝えたい写真なのか、まずはここから考えていくことで、どんな構図で写真を撮るのかいくつか思いつくと思います。

 

そして、場合によっては想定していたロケーションとは異なる場合も考えられます。そういったアクシデントに対して、「今日はダメか...」と落ち込むのではなく、いまの状況で生まれる写真はどんなものだろうか?と発想を変えてみる。

 

そういった意識ひとつで写真を撮るために頭をつかう機会も増え、自分なりのノウハウも蓄積されていくので、結果的に少しずつ写真も上達していきます。

#3 人物を撮影する(ポートレート)場合

 

ポートレート写真では気をつけるべき点もいくつか存在するのですが、よく初心者が陥りがちなのが「ボケ味」「光の向き」「構図」でしょう。

 

一眼レフを購入して誰もが憧れるのが「独特のボケ味」だと思います。
最近ではスマホのカメラでもボケを表現できるようになりましたが、それでもやはり一眼レフで撮る写真の方がきれいに感じる人も多いのではないでしょうか。

 

かといってなんでもボケさせればいいというものでもありません。

 

背景もはっきり見えるようにして、ロケーションも含めた表現を考えてみたり、ボケさせるにしても「どこを」「どのように」ボケさせるのかによって表現は変わってきます。

 

また、光の向きでポートレート写真の印象はグッと変わります。
順光・逆光・サイド光は最低限でも理解しておくと、同じ天気やロケーションでもそれぞれ異なる写真を撮ることが可能です。

#4 まとめ:まずは「真似ること」から始めよう

いくつか上達のためのテクニックを紹介してきました。


すでにご存知の方もいたかもしれませんが、どれもカメラ初心者〜中級者が見落としがちな点なので、今一度ご自分の写真を確認して、改善できるところはないかチェックしてみてください。

 

情報量が多くて、よくわからなかったという方に関しても安心してください。

 

どれも写真を続けていく限り向き合うべき問題なので、ひとつづつ意識できるようになれば確実に上達します。

 

また、最近ではインスタを中心にSNSでプロの作例を容易に閲覧できる時代です。
そういったサービスを利用してプロの写真を研究し、「自分と何が違うのか」比較して見ることをおすすめします。

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