プロなら誰でも知っている これだけは覚えたい16の構図原則

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2018年10月9日

構図を意識して撮影していますか?もしくは学んだことがない。 おさらいしたいか方必見。そこで今回は写真構図についてご紹介します。 誰でも構図を考えながら撮影するだけでこれまでと随分違った写真を撮ることができるようになります。

#1 基本構図編(これだけで写真が変わる)

ここで紹介する構図を意識することで写真が随分と変わります。たくさんの構図を覚えても混乱するという方にお薦めの基本構図です。

三分割構図

これは画面を縦横に三分割し、その交点に撮りたい被写体を配置するように意識して撮影する方法です。この方法で撮影するととてもバランスのとれた写真となります。基本中の基本の構図です。
 

トンネル構図

これは撮りたい被写体を焦点化したり立体感を出したりするために、木の枝等の障害物で囲んで撮影する構図です。風景写真を撮影するとき近くの木の枝を被写体の上にかぶせて撮影すると、これまでにない雰囲気の写真が撮れます。
 

シメントリー構図

左右または上下対称の被写体を撮影するときにバランスをとって撮影する構図です。
対象物を撮影する場合バランスがずれていると不安定な画像となります。
(動きや不安感を出すためにあえてバランスをずらしてアシンメトリーに撮影する場合もあります。)
 

#2 応用構図編(写真の世界でよく耳にすることのある構図)

ここでは、基本構図以外の写真業界でよく耳にすることのある構図についてご紹介します。
当たり前のものや似ているものもありますが、このように細かく分けて使う方もいます。

額縁構図

画面の4面を窓枠や壁等の障害物で囲んで、まるで額縁の中に被写体がるようにした構図です。
特徴のない平坦な被写体を額縁構図で撮影することで写真を引き締めることができます。
 

日の丸構図

被写体をど真ん中に置き、他をぼかし等で目立たなくして被写体を強調する構図です。
平凡すぎて飽きられやすい構図のため、印象に残る写真を撮影することが難しい構図です。

 

対角線構図

狙いたい被写体を対角線状に配置して撮影する構図です。
立体感や奥行き、ぼかしを印象付ける場合等に使われます。
 

消失点構図(放射線構図)

絵画でもよく使われている遠近感を出すための構図です。
鉄道写真や町並みの撮影によく使われています。
三分割構図との組み合わせでバランスの良い写真にすることができます。
 

対比構図(大小パターン構図)

狙った被写体を強調したい場合や写真のバランスを取るために被写体と対比させるように他の被写体を配置して撮影する構図です。
 

三角構図

ダビンチのモナリザやボッティチェリのビーナスの誕生など絵画でもよく使われている構図で、被写体が三角形状に見えたり配置されたりするようにした構図で安定感のある写真となります。
 

アルファベット構図

アルファベットの文字のように見える構図です。よく使われる構図がS字構図です。
 

二分割構図

被写体を横または縦に二分割したように見える構図です。
横分割では地平線や水平線を被写体にしたものによく使われています。
 

四分割構図

画面を縦横四分割にし、その交点に被写体を配置して撮影する構図です。
特に三分割構図では被写体が中心に近すぎると感じる場合に四分割の中心線を除いた4点のどこかに被写体を配置する構図です。
風景写真のようにじっくり構えて時間をかけて撮影できる状況で三分割構図での撮影と合わせて余裕がある時やいつもと違った構図で撮影しようと思ったときに使える構図です。

 

サンドイッチ構図

壁や木等で被写体を挟むように撮影する構図です。
被写体を強調したりする場合に使う構図で、立体感や遠近感を出すときにも使えます。
 

#3 レアな構図(こだわりのある構図)

黄金分割構図

4頂点から対角線に垂線を引いてできる交点に被写体を配置する構図で、三分割より外側で四分割より内側となる構図です。
 

黄金螺旋構図(フィボナッチ螺旋構図)

幾何学でいう黄金比でつくられた長方形(1:1.618・・)を正方形で分けていくことによりフィボナッチ数列からなる螺旋ができ、その最終点に被写体を配置する構図です。

このフィボナッチ螺旋は自然界のいたるところに見いだすことができ、この構図は視覚的に心地よい配置となるといわれています。
 

#4 まとめ

私たちは美しい景色を見たとき思わず感動してそれを写真という形で記憶に留めようとします。しかし後で撮った写真を見てもその時同じように感動することは少ないと思います。

 

それは私たちが景色を見るとき、その時の空気感や後ろの景色、匂い、気温、そこにたどり着くまでの苦労等様々な要因をひっくるめてその景色を見ているため、脳がより美しく感動的に感じ取ってしまっています。しかし、写真はファインダーに入った景色だけを四角い枠に切り取ってしまい他の要素は全く入らないため、同じ景色でも写真として見ると同じ感動が得られないのです。

ところが同じ景色でもプロカメラマンが撮影するととても綺麗で感動的なものになります。それは、プロならではのセンスの違いや撮影から編集まで良い機材を使っていることなどの要因も勿論あるでしょうが、実は大きな要因として写真構図があります。プロは切り取った四角い枠の中だけで美しさや感動が得られるように構図を考えながら撮影しているのです。

 

今回は写真撮影でちょっと意識することにより写真が見違えるようになる構図について紹介しました。いろいろありすぎてわからなくなるかもしれませんが、意識するだけで写真の出来栄えが随分違ってきますし、自分の表現したい意図も伝わりやすくなります。

写真は自分の思いがどれだけ表現できるかですから構図ありきではありません。
ですから基本的な構図をちょっとだけ意識して撮影することから試してみてください。

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