Photoshop 2018年版:4つの簡単なレタッチテクニック

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2018年11月13日

「レタッチに挑戦してみたい」 「Photoshopってよく聞くけど難しそう・・」 「軽い編集ばかりでレタッチの幅を広げてみたい」 Photoshopはとても便利で1度使い方を覚えるともうこれなしではレタッチは出来ないな…!と虜になってしまう程便利なツールです。 一方でその使い方や各種ツールの操作方法や効果を覚えるまでに挫折してしまう方が多いのも事実です。 この記事ではそんなPhotoshop初心者の方や、写真を撮っていたら誰でも1度は経験したことあるであろう問題に比較的簡単な操作で対処できるレタッチ方法を紹介したいと思います。 最後まで読むことでPhotoshopの基本的な操作や撮影の幅が広がること間違いなしなので要チェックです!

#1 写真内の不要なものを消す

撮影したあと、「これさえ写り込んでなければすごくいい写真になるのに!」ってことはないでしょうか。

上の写真には左上に穴がありました。

Photoshopをつかえばちょっとしたものなら修正が可能です。

 

①まずは使いたい画像ファイルを開きます。

②ツールパネル(左のバー)から「パッチツール」を選択後、オプションバーの「パッチ・コンテンツに応じる」を選択

③消したい・補いたい範囲を選択し、右にドラッグ

④あとは修正したい部分で①~③を繰り返す:

#2 簡単にトイカメラのような効果を加える


加工でまるでトイカメラやフィルムカメラで撮ったように加工することもできます。

 

①Photoshopに写真を読み込む

②ツールボックスから「クイックマスクモード」をクリック。
Ctrlキー(MacはCommandキー+I)で選択範囲を反転させる。
全体画面が透明性のある垢で塗りつぶされると思います。

③ツールボックスよりブラシツールを選択し、大きなソフトブラシを使います。この時の設定は、塗り「20%」にします。

デザインしたい部分を軽くブラシツールでペイントしましょう。あとから変更することも可能なのでここは適当で構いません。

④ブラスツールを使ってペイントしたら、クイックマスクモードを一度解除。

これによりペイントした部分のみが選択した範囲として指定されます。

⑤メインメニューより「レイヤー」→「新規調整レイヤー」→「トーンカーブ」を作成しましょう。

トーンマスクは簡単に言うと「白っぽい色」と「黒っぽい色」がどのくらいの割合で集まっているかというグラフになっています。

トーンカーブが山形になるほど明るく柔らかい印象になり、谷形になるほどくらい印象に。

S字になるとコントラストがはっきりとした印象になります。

⑥トーンカーブの設定は「RGBカラー」を上にスライド、続けてタブを変更して「レッド」も上にスライド。場合に応じて「グリーン」や「ブルー」も調整しましょう。

#3 写真のノイズを抑える


暗所での撮影での少し全体的にざらついた印象になってしまった画像などのノイズを取り除く加工です。

この写真では足元のざらつきを抑えてみましょう。

 

①ファイルを形式「Camera Raw」で開きます。

②Camera Rawウィンドウの左下で拡大率を自由に調整できるのでノイズを見えやすくするために拡大率は100%以上にしましょう。

③「輝度」を調整する
輝度スライダーを40~80くらいの範囲で調整し、ザラザラが目立たなくなるポイントを探しましょう!

④「輝度のディテール」を調整し、メリハリのある画像に仕上げる

⑤「シャープ」の適応量を増やし、くっきりした画像に仕上げる

#4 写真全体を薄くし、印象を変える

写真全体の色味を薄くして、おとなしい印象に変えたいときにオススメ。

 

①編集したい画像を開き、レイヤーパネルの調整レイヤー作成ボタンから「トーンカーブ」を選択

②それを最上位に配置
③左下のポインタを[入力:0][出力:29]として中央のポインタに追加し、[入力:110][出力:142]とします。

④シャドウと中間調を明るく補正することで、淡い印象に補正することができます。

⑤同様にトーンカーブのパネルが開いたら、左下のポインタを[入力:22][出力:0]、中央にポインタを追加し[入力:135][出力:119]とします。

⑥シャドウと中間調が引き締まった印象に補正することができます。


#5 まとめや補足

PhotoShopをつかいこなそうとするとできることの多さからつい何を触っていいかわからなくなってしまいます。

今回のような比較的簡単な操作から初めていくことで次第に「どこを触れば」「どんなことができるのか」が分かるようになってき、次第に自分でいろんな効果を表現できるようになります。

小さなことから焦らずコツコツと、腕を磨いていきましょう。

撮影技術を身につけるには、やはり実践が一番!

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