これだけは知るべき一眼レフの保管方法!大事なポイントとNGを紹介

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2018年9月14日

一眼レフを購入した際に揃えて覚えておきたいのが保管方法です。保管方法にもいくつか種類がありますので、自分の撮影スタイルに合わせた正しい方法を覚えましょう。

#1 一眼レフの適切な保管方法は?大事な4つのポイント

使用していない時は専用ケースで保管

一眼レフをケースなどに入れずにそのまま置いておくとレンズやボディの隙間にほこりが入り込み、写真撮影にも影響が出てしまいます。一眼レフを湿気とほこりから守るために活躍するのが、専用の密閉ケースです。カメラを使用していない時は、きちんと風通しの良い場所で専用ケースに入れて保管しましょう。

湿気、直射日光を避ける

一眼レフの保管に一番適している湿度は40~50%といわれています。湿度がこの数字を超えてくると本体やレンズにカビが生えてくることがあります。湿気や直射日光を避けるために、保管は専用のケースなどに入れて保存しましょう。

掃除をしっかりとする

一眼レフを使って外で撮影をしてきたら、片付ける前にレンズの中やボディを掃除をしましょう。レンズはもちろんですが本体にもホコリが入り込むと写真映りに影響が出てしまうことがあります。また、ホコリや汚れや指紋、油脂分などに気づかないまま保管してしまうとカビの原因になったり、カメラが壊れてしまう可能性もあります。保管する前に、ホコリや汚れや指紋、油脂分などをきちんと拭き取っておきましょう。

除湿剤を使う

保存には湿度が大切です。簡易ドライボックスでの保管の方や、持ち運びの時には、防湿剤をいれておけば安定して40~50%の湿度を保てます。ただし乾燥剤によっては、乾燥しすぎてしまうものや、除湿剤の効果が切れたことが分からないものもあるので使いやすいものを選びましょう。また、せっかく除湿剤を入れても、湿度が測れないのでは意味がありません。合わせて「湿度計」を入れておけば万全です。温度計は、100円ショップでも売ってますので、セットで購入しておきましょう。
 

#2 3つの保管容器を紹介

ドライボックス(防湿庫)

少し高い値段でも、きちんとした温度や湿度での管理をしたいと思っている方は、ドライボックス(防湿庫)がおすすめです。防湿庫は、カメラ専用のケースで、常に安定した湿度が保てるのが特徴です。乾燥材をいちいち確認したり、取り替えたりしなくていいので楽に保存ができます。種類も沢山あり、予備コンセントがあるもの、外から鍵がかけられるもの、電子制御で湿度コントロールができるものなどがあり、非常に便利で機能性の高いものとなっています。また、ガラス張りで見やすいのでカメラをコレクションしている方や状態が見たい方にもおすすめです。

 

簡易ドライボックス

手軽に保管するなら、簡易ドライボックスというものがおすすめです。プラスチックで軽い容器、安い値段でなおかつサイズ展開豊富なので、自分の持ってるカメラやレンズに応じて適切なものを選ぶことができます。100均でもプラスチックケースが売っているので、自作で作ることができるのも魅力的です。コストを安く済ませたい方におすすめです。

ジップロック

中には、ジップロックとシリカゲルゲルを使った保管方法もあります。カメラを保管する方法で一番コストのかからない方法です。シリカゲルが入ったジップロックにレンズを一緒に入れて、空気を抜いて保管します。シリカゲルを使う場合は、定期的に取り替える必要があるので、手間がかかってしまいますが、自宅にあるもので収納が出来る点や、小さめのレンズの持ち運びにも活躍します。
 

#3 NGな場所はこちら! 保管してはいけない場所

カメラは非常にデリケートな機器です。そのため、保管場所を考えないとカビが生えてしまったり、レンズやボディが壊れてしまうこともあります。保管してはいけない場所の例としてよくあげられる場所は風邪通しの悪い押し入れや引き出しの中、カバンやケースの中です。特に外出時にカメラを持ち運び、そのまま放置してしまう場合もあるでしょう。いくらカメラバッグでもそのままにしておいてはいけません。

#4 レンズはつけたまま?外したほうがいい?

カメラを保管する際、わざわざカメラからレンズをはずして保管したほうがいいのか?という疑問がありますよね。しかし、レンズをつけたまま保管しても、品質や機能が変わるわけではありませんし、何度も付け外しを行うとホコリなどが混入しやすくなりますので、基本的にはつけたまま保管することをおすすめします。もし、レンズを外して保存する場合は、レンズキャップ、ボディキャップを装着して保管しましょう。

#5 まとめ

カメラの保管で意識したいのがホコリと湿気から守ることです。初心者の方は特に保管方法には気を付けておきたいですね。正しい方法で保管して、カメラを長く使えるようにしましょう。

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