カメラ撮影モード把握してますか?一眼レフ撮影モードを少し再学習!

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2018年12月19日

「一眼レフやミラーレス一眼で写真を撮っているけど露出モードって結局なんなんだろう?」 「それぞれ違いがわからなくていつもオートで撮影している」 「オートでの撮影ではイマイチ自分の表現したい写真が撮れない」 そんなことを考えたことはないでしょうか。 露出モードはそれぞれ機能が異なることにより表現できる作品・得意なシーンが存在します。 この記事ではそんな露出モードについて解説していきます。 最後まで目を通すことでこれまでイマイチ理解できなかった露出モードについての理解が深まり、動体・静体、シーンごとのつかいわけが出来るように説明していますのでぜひ参考にしてください!

#1 P(プログラムオート)モード

Pモードは絞り値(F値)とシャッター速度を自動で適正露出へと調節してくれるモードです。

 

「プログラムシフト」という機能により絞り値とシャッター速度を変えても一定の露出(写真全体の明るさ)での撮影が可能です。

 

露出を自動で調節してくれるので万能のようにも思えますが、細かい調整ができないモードでもあるのでこれからもっとカメラの技術を磨いて自分の思い通りの写真が撮れるようになりたい!といった方にはオススメできないモードでもあります。

 

「作品色を強めたいわけではない」
「綺麗に写真が撮れたら満足!」

 

いった方はPモードで構図を意識した撮影を心がけましょう!

 

ここである程度モードへの知識がある方は「絞り優先(A)と同じでは?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
その点については初学者の方の理解のしやすさを優先して、後述する絞り優先(A)モードの後に解説します!

#2 A(絞り優先)モード

 

Aは日本語で「絞り」を意味する「Aperture」の頭文字です。

 

メーカーによってはAvと表記されているのは「Aperture Value」の略で開口量、つまり絞りをどれだけ解放しているかを意味する単語で「絞り」と同じ意味です。

 

絞り優先モードは絞り値を自分で決めてカメラは適正露出になるようシャッター速度を自動で調整してくれます。

 

ここで先ほど挙げたPモードとの違いを理解しましょう。

 

どちらも絞りにたいしてシャッター速度を調整してくれることでは同じ機能だと言えます。
大きな違いは撮った写真の露出(明るさ)。

 

Pモードはプログラムシフトにより被写体の明るさに応じて絞り値・シャッター速度が自動で変化します。
対してAモードでは被写体の明るさに関係なく絞り値は変わらず、シャッター速度のみが変化します。

 

・被写体が動いている
・明るい場所と暗い場所を行き来する
・構図を意識して撮影したい

 

といった場合にはPモードを。

 

・ぼかす範囲を自分で調整したい
・被写界深度を調整したい

 

といった場合にはAモードを使い分けるとよいでしょう。

#3 S・T・Tv(シャッター優先)モード

 

S (Shutter)
T (Time)
Tv (Time Value)

 

いずれもすべて同じシャッター速度を表現する言葉で機能はおなじです。

 

シャッター優先モードは絞り優先と逆の原理で自分でシャッター速度を決めることで絞り値を適正露出となるようカメラが調節してくれます。

 

シャッター優先モードは主にスポーツ撮影など動体に対して使われることが多いモードで

 

・スポーツ
・子供の運動会
・レース
・動物

 

などシャッター速度を速くして一瞬を明確に切り取ったり、あえて遅くすることで動く被写体の躍動感を表現したりと「動いているものをどんな風に見せたいのか」によって設定も変わってくるといえるでしょう。

#4 M(マニュアル)モード

 

絞り・シャッター速度・ISO感度ともに自分で設定することで自分好みの露出にできるモードです。

 

一番自由度が高いので表現の幅のある撮影モードなのですが、これまでのモードが何かしらカメラ側で調節してくれていたものを全て自分で調節しなければなりません。

 

絞りを開放にしてシャッター速度も遅くして長時間露光により撮影可能な星空の撮影だったり、手間がかかる分多彩な表現が可能なのがこのモードの特徴です。

 

適正露出を自分で見極めないといけないので少し難易度が高いのも事実ですが、写真は正解のない芸術作品です。
人によってグッとくる写真や表現したいテーマも様々。
なので他のモードでは物足りない!もっとこうしたいんだという表現をMモードでは表現が可能です。

#5 まとめ

これまで各機能ごとに露出モードについて解説してきました。

モードを切り替えることは

 

・どのような撮影シーンなのか
・被写体は動いているのか止まっているのか
・どんな表現をしたいのか

 

大きく3点でどのモードを使い分けるのか決まってくることがお分かりいただけたかと思います。

よく実際に現場で活躍されるプロの方が全員マニュアルを使っていると思う方もいますが、実際はそうでもなく作品ごとに狙った表現によって被写界深度をとるのか?構図をとることに注力するのか?はたまたあえて適正露出とは異なる独自の表現を目指すのかと目的に応じて使い分けています。

 

「自分が撮りたいのはどんな写真なのか」を意識するとモードの使い分けもうまくなるでしょう!

撮影技術を身につけるには、やはり実践が一番!

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