一眼レフにおすすめのSDカードは?種類/特徴/選び方まとめ

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2019年3月4日

「SDカードってどうやって選ぶの?」 「いつもよく分からないから安いものを買っている」 「きちんと基礎知識としておさらいしたい」 写真や動画の撮影データを保存するために必要なSDカード。 家電量販店に行くと各メーカーからたくさん販売されていて、何を基準としたらいいのか? どうやって選んだらいいのか?カメラマンであれば一度はこのような経験をしたことがある と思います。 そこで、この記事ではSDカードの種類、SDカードの基礎知識(各性能の解説)、買うときのポイントとおすすめのSDカードについて解説します。 最後まで読むことでSDカード選びには困らない知識は身に付きますのでしっかりとチェッ クしてみてください。

#1 一眼レフカメラでつかえるSDカードの種類

まずはSDカードの種類について紹介します。


「SDカード」と一概にわたしたちは呼んでいますが、じつはSDカードは容量によってその
名称(容量規格ともいいます)は異なります。


そして、カメラごとに対応する規格がきまっているので、SDカードを選ぶときは自分のカ
メラがどの規格に対応しているのかを確認しないといけません。


規格は全部で3つ


・SD(~2GB)
・SDHC(4~32GB)
・SDXC(64~256GB)


自分のカメラがどの規格に対応しているのかはカメラ本体や取扱説明書にも記載されている
ものもありますが、分からない場合は各メーカーの公式サイトから自分の持っている機種を
調べてみましょう。

#2 一眼レフでつかえるSDカードを選ぶときのポイント

SDカードを選ぶときのポイントは3つの性能を理解することです。
それぞれ見ていきましょう。

ーSDカード規格

先ほど説明した「SD」「SDHC」「SDXC」の3つの規格ですね。
自分のつかうカメラごとに異なるのでチェックしましょう。

ースピードクラス

撮影した写真や動画を一定の速度でSDカードに書き込む最低転送速度をわかりやすくマークで表示したものです。

 

カメラは写真や動画を撮影したときに撮影データをSDカードに転送します。この速度が速いほど処理時間が短く、すぐにシャッターがきることができるのでシャッターチャンスを逃すことが少なくなります。

 

・SDカードクラス
・UHSスピードクラス
・ビデオスピードクラス

 

スピードクラスは3つに分類され、「CLASS○(数字)」や「UHS-I○(数字)」といった表記がされます。数字が大きくなるほど書き込み速度は早くなる分、比例して値段も高くなります。予算感や撮影シーンに応じて選びましょう。

ー容量

どれだけ写真や動画データを保存できるかを表したものです。
SDカードには8つの容量が存在します。

 

・2GB(300枚)
・4GB(600枚)
・8GB(1,200枚)
・16GB(2,400枚)
・32GB(4,810枚)
・64GB(9,620枚)
・128GB(19,240枚)
・256GB(38,480枚)
※JPEGデータ
※1800万画素(6.1MB)の場合

 

それぞれ容量と保存枚数の目安ですが、JPEGで1,800万画素とかなり高画質の場合の枚数です。500万画素まで落とすと4倍ちかく撮影することが可能なので参考までにチェックしておきましょう。

 

RAWデータなどの情報量の多いデータだと1枚あたり約24MBも必要なります。その場合は写真の保存枚数が1/3程度になることも覚えておきましょう。

#3 一眼レフでつかうSDカードは高いものを選んだらいいの?

ここまで種類や性能について解説してきましたが、高いものを買えばそれだけ性能は良くなるようにも見えます。

値段で条件を絞れば買い物も早くすみそうですが、一概にそうとは言えません。

 

そこで、最後に「購入の際に気をつけてほしいこと」「おすすめのメーカー」をご紹介します。

高ければいいってものじゃない

同じスピード規格・スピードクラス・容量でも国産のメーカーと海外メーカーではびっくりするほど値段のちがいます。

メイドインジャパンへの厚い信頼があることは嬉しいことなのですが、カメラに必要なのはSDカードだけではないので、そこまで予算を避けないカメラマンもいるでしょう。そして、プロのカメラマンでも海外メーカーのSDカードを使ってる人は多くいます。

 

個人の予算感にもよりますが、海外メーカーでも安心してつかえて安いものはあるので、ネットでも評価の高い2つのメーカーを紹介したいと思います。

おすすめはSanDisk(サンディスク)かTranscend(トランセンド)

SanDisk(サンディスク)はアメリカのカルフォルニア州に本社を構えるメーカーですが、メモリは日本製のものが使われています。値段も国内大手メーカーのものと比べると安く、評価の高いのが特徴です。

 

同じく海外メーカーでも評価が高いのが台湾メーカーのTranscend(トランセンド)。こちらも比較的手に入れやすい価格の商品が多く、保証期間も5年と長いため多くのカメラマンに愛用されています。

 

Transcendの製品は2018年4月までは永久保証だったのですが、すべて5年保証に変更されました。

 

激化する競争の中での変更でしたが、それでも通常のメーカー保証が1年間であることから考慮するととても良心的と言えます。

#4 まとめ

SDカードの基礎知識とおすすめメーカーの紹介をしてきました。
おさらいすると

 

①まずは規格を確認する
②撮影する写真や動画の枚数/画質に合わせて容量を選択
③自分の予算感にあったメーカーの商品を選ぶ(SanDiskとTranscendは比較的安くて高品質)

 

この記事での内容と以上3つのステップで自分にあったSDカードを選びましょう。

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